閻魔大王にもなるわさ 送迎編
家出騒動のあった土曜日でも、鈴虫のイビキは大音量。平和な顔で爆睡だ。
松虫は、当然不眠。食欲減退。(木)(金)そして(土)も。頭痛、吐き気。
それでも今後の対策を、方針をと考えていた。
夜が明けて2018年9月23日。この日は鈴虫は出勤だ。昨日の今日なので、松虫が運転し、鈴虫を店舗まで送った。朝の渋滞。寝不足の松虫には苦行だ。
子育て中の寝不足時代を思い出す。
ああ、鈴虫よ。アンタ、しっかりしてくれよ。これじゃ未就学児並みに手がかかるじゃないか。寝る時間を削っての送迎だぞ。 アンタが<人の道>を外さぬよう、協力しているんだ。 感謝しろや。 腹立たしい思いを抑え、眠気と戦いながら、鈴虫を乗せて往路を、独りで復路を運転したんだっけ。
なのに後の調停や裁判の調書の中で、鈴虫はこんなことを書いてよこした。
妻に送迎される【監視生活】が続き、精神的に耐えられなくなった。
【はあー‼ 耐えられないのは、こっち‼】
【監視生活が続きだとおー‼ この日だけだろが。】
【止めてもこの日の夜、アンタ、出て行ったんだぜ。】
【またかよ。被害者面‼】
【弁護士もよく平気で裁判所に提出したもんだ。】
これだから、やりたい放題なんです。
しかし、これだけじゃ済まない。
この程度で済んでいたら、ブログなんかしていない。
鈴虫のやりたい放題はまだまだ続く。
今も続く。