夫鈴虫のやりたい放題

裏切り夫に、翻弄されています。

鈴虫の家出 【半日も経たずに不審者が】

さあ、爆音イビキ野郎鈴虫は居ない。さあ、快眠じゃー。 となればいいですね。人間って、そんなにスッキリ割り切れませんよ。 この夜も、体は水平にしていても、脳は緊急事態発令中。ピリピリしたまま。 どうせ寝れないのなら、何か飲んで落ち着こう。階下の…

不倫の果て 【船虫とふたりになって】

鈴虫は出て行った。 松虫と船虫だけとなった。「あ、夕飯まだだったね。」 何を作り食べたか忘れたが、食後船虫に聞いてみた。 「なんで、殴って止めようとはしなかったの?」 すると船虫は、鋭い見解を語った。 「アイツ、相当イカレちまっているよ。狂った…

不倫の果て 【ここまで腐った鈴虫】

荷造りをし終えた鈴虫は、車の鍵を返せと松虫に迫った。 鈴虫を引き留める気力は、もう前日ほどない。冷静な思考となるには、時間が必要とも思えた。しかし、親子の絆は別物だ。親子の仲も、鈴虫は捨てる気なのか? いや、ありえる。ボイスレコーダーで親子…

不倫の果て 【ここまでイカレた鈴虫】

自宅に着き、トランクから荷物を出した。 買物袋の下から、長男船虫のリュックを見つけた。1-2か月前、研修に行くのになんかリュックはないかと、鈴虫が言ってきた。航海中で使っていない船虫のリュックを、松虫は差し出していた。 「あああ、鈴虫たら、船…

キラキラした思い出 【雪の日のこと】

ブログ開設から、早一か月が経った。 Tシャツ裏返しの2018年9月19日(水)から、不倫告白の20(木)、家出未遂騒動の22(土)、最後のお迎え23(日)。まだたった5日間のことだけしか記せていない。でも、まだまだ伝え足りないことだらけだ。 お店の会計を終え、自宅…

松虫にボロ屋 鈴虫にGTR

松虫家族の家のボロさを、紹介します。 昭和49年築、木造2階建て。 外壁内壁ともに、無数の亀裂入りまくり。雨漏りは2か所。内1か所は、電気配線にも影響し、照明が点灯しない。床、階段、全うぐいす使用。ギシギシ鳴りっぱなし。船虫の部屋のドア枠は歪み、…

不倫者鈴虫の金銭感覚 【その功績と功罪】

松虫が鈴虫によく言ったセリフを、覚えている? それは一方で,松虫自身に言い聞かせていたんだよ。 結婚から現在まで鈴虫が道楽にかけた金額を集めれば、軽く都内23区内に家が買えるだろう。そこそこの物件が。 両親からの遺産が、ガンガン減っていく現状。…

不倫者鈴虫の金銭感覚

さて、お会計だ。 いつもなら、鈴虫口座自動引き落としになる鈴虫のファミリーカードを松虫が出す。 しかし今日は、鈴虫にやらせた。「YGカードで払ってよ。あるんでしょ?」と鈴虫に言ってやった。 YGカードとは、鈴虫がこっそりと作っていたクレジットカー…

最後のお迎え 【買物は写経気分】

きれいな新店舗。 以前ブログで、女郎蜘蛛勤務の近隣店舗に行った時のことを書いた。あの時は、次男団子虫、鈴虫の母と鈴虫の4名で買物。パートさん達が次々と話しかけて下さり、松虫は政治家の妻かいなと思えたほどだ。詳しくは【女郎蜘蛛の社会的な面】で…

最後のお迎え 【新店舗買物見学会】

久方ぶりの心地良い眠りは、またしても鈴虫の妨害にあった。 白衣姿の鈴虫が、運転席の窓を叩いている。 「もう少しかかるから、待っていて。 随分、早く来たんだね。」 松虫には、心配かけたな。疲れて寝ているんだ。不安で寝れなかったろうに。。わざわざ…

最後のお迎え 【罪悪感のない夫を】

やっとこさ到着。5時半よりだいぶ前。 律儀な自分に腹が立つ。そうよ。迎えになんか行かなくてもよかったのに。 それも当時考えたんだ。迎えに行かない。そうすると、約束を破る虐待妻なので【家出】しましたと、言い訳を与えてしまう。もう迎えに行かなけれ…

最後のお迎え 【女子アナごっこ】

睡眠不足で、つまんない道を、罪悪感のない不倫夫を迎えに運転する。 ああ、馬鹿らしい。 松虫の血圧は、相当高くなっているはずだ。数値を見てしまったら、もう何も対処する気にも、対策を考える気も失せることだろう。だから、あえて計らなかった。 今は、…

最後のお迎え 【2018年9月23日(土)夕刻】

何時に迎えに行けばいいの? と聞けば、なんと 「5時半かな。」 はあ⁈ アンタ、いつも11時半頃帰るやんけ⁈ どういうことよ。 店の移動で残業やら、新装開店で残業やらは、嘘かい‼ この時間帯は、またしても渋滞タイム。その中を松虫は、不倫夫を迎えに運転を…

閻魔大王にもなるわさ 送迎編

家出騒動のあった土曜日でも、鈴虫のイビキは大音量。平和な顔で爆睡だ。 松虫は、当然不眠。食欲減退。(木)(金)そして(土)も。頭痛、吐き気。 それでも今後の対策を、方針をと考えていた。 夜が明けて2018年9月23日。この日は鈴虫は出勤だ。昨日の今日なの…

閻魔大王にもなるわさ ゴミ処理編

昔の鈴虫は確かに、あの時代には居た。 だが、だが 「指輪が出て来たよ‼ 良かったじゃん‼」 鈴虫は言う。指輪が見つかった。確かに形はある。けれど、あの頃の鈴虫の想いを、あの7月には全く感じられないのだ。 何がどうしたではないのだ。 ぼんやりだが2017…

閻魔大王にもなるわさ 婚約指輪編

「ここに、あるよ。」 「ここに、しっかりあるから。」 鈴虫は自身の左胸に手を当て、優しく微笑んで松虫に言った。 「指輪があろうと、なかろうと、松虫と結婚したいと思った気持ちは、今 もここに変わらずにあるよ。 だから、あるのと同じ。」 でも、いざ…

閻魔大王にもなるわさ 昔の鈴虫編

松虫と28年間の家庭を捨てる。 W不倫女郎蜘蛛のために。 これだけでも充分、閻魔大王になる権利はある。 しかし、これだけじゃないから、【鈴虫のやりたい放題】なんですよ。 鈴虫が逃げ込んだ実家。 その2階3部屋には、以前住んでいた鈴虫の兄家族4名分の不…

松虫、閻魔大王になる

「鍵を出せ!」「鍵を返せ!」 はん。そう来ると思ってやんしたぜ‼ 「あんたがこれから行く道は、いばらの道だ‼ 獣の道だ‼ たかだか8キロの 道。歩いて行く根性がないのなら、サッサと諦めろ‼ 裸足でも、逆立ちで も行くんだって覚悟のない奴が、行ける道じ…

「いばらの道」への改札口

要は単純だ。お互いの家庭を壊してはいけない。お互いの家族を裏切り、傷つけてはいけない。それでもと言うならば、せめてもの償いに、子供たちの学費等々の面倒は負うという覚悟を決めろ。それは当然「いばらの道」だと説くだけだ。 しかし、鈴虫は、ちっと…

鈴虫を止めなくては‼

そろそろ、出て行こうとする鈴虫に話を戻します。2018年9月22日土曜の夜。 【裏切り者。豹変者。】の続きとなります。 W不倫という大それた事をしでかしている割には、全く罪悪感のない鈴虫。 松虫が「出て行け!」と言えば、待ってましたと、出て行くだろう…

女郎蜘蛛の目的はどこ⁈ 【IN白骨温泉】

実際はどうなのか、全女性に聞いてみたいことが、松虫にはあります。 本当に心から好きな人、愛する人に対して【物欲しげな鈴虫】編における女郎蜘蛛のキャバ嬢的な行為って、したいですか? おふざけでなくですよ。 松虫は、したくない。 本当に好きな人、…

女郎蜘蛛の社会的な面

松虫は、現在も女郎蜘蛛と直接対峙していない。 不倫告白以前に、松虫、鈴虫、鈴虫の母親、次男の4名で、女郎蜘蛛がパート勤務し、かつて鈴虫が1年だけ勤務していた店舗に、1度だけ買物をした。次々とパートさん達が松虫見たさに挨拶しに来てくれた。そう、…

女郎蜘蛛の毒なのか

不倫告白の19(木)から出て行った23(日)の4日間。いや多分現在でも、鈴虫は不倫に、不貞行為に、罪悪感を感じていない。 ここがどうも松虫には理解できない。理解できないのは、調停員の二名も同じのようで 【どうしてなんでしょう。 罪悪感、ありません…

裏切り者。豹変者。

22㈯かの夕食後のことだ。 鈴虫は携帯と充電器を二階から持ってきて、食器洗いをする松虫に向かってこう言った。 「これからは、ここで充電するね。だから、もう疑わないでよ。」 と、リビングのコンセントに差し込んだ。 そしてこうも言ってきた。 「俺か…

物欲しげな鈴虫

多分、鈴虫の公休の土曜の昼なのだろう。鈴虫がふと、松虫に言った。 「松虫も、俺にこうしてほしいの。」 とか言って、女郎蜘蛛の行いを鈴虫はゴニョニョ説明しだした。だが、何だよくかわからない。興味はないが、今後の対策を立てるうえには、女郎蜘蛛の…

松虫、怒りを吐き出す

【遠出は一回だけってのも、嘘じゃん‼】 【どういう、ことなんだよ!!】 松虫は、いままでの我慢という我慢を吐き出した。足音も激しく、唸り声をあげて爆音熟睡中の鈴虫がいる二階寝室に突入した。 嘘だろ⁈ 奴は、起きないのだ。タヌキ寝入り、決め込む気か⁈…

どうせ、眠れないのなら

よし、どうせ眠れないのなら、鈴虫の車の中を調べてみよう。 松虫は車を探索することにした。まずはカーナビ。すると、千葉の温泉宿が出てきた。 何で⁈ ここ、知っている。 長男船虫の、高校の近くじゃない‼ 趣向を凝らした、日帰り貸切風呂がウリの所。 え⁈…

不倫鈴虫の被害者面計画

自己陶酔の鈴虫は、喋り終えると二階へ。 松虫は、ボイスレコーダーの確認をした。試し撮りより、音が小さい。こりゃ、だめだわ。聞き取れないよと、この後は録音をしなかった。 後に鈴虫が松虫に言ったのだ。鈴虫の不倫告白に松虫が激情して、 「鈴虫‼ 出て…

悲しいけれど

ボイスレコーダーによる一番の収穫は 「松虫は全く悪くないよ。裏切ったのは鈴虫だから。」 と、鈴虫が何回も発言している点だ。【これは、使えますよ。】と、3番目の弁護士は言ってくれた。 <なぜに、弁護士に3番目があるのか> これも、おりおりと。 鈴虫…

ボイスレコーダー様、感謝‼

鈴虫は告白出来て、実に清々しく松虫に言った。 「俺、やっぱ、正直なんだよね。」 正直なら、何やってもいいのかい⁉ 真の正直な方々に失礼だわ‼ ペラペラ喋る鈴虫は、段々自分に酔って行ったようだ。 ついに松虫も我慢の限界かと、血管が切れそうになったの…